試作から量産に移行するケース

試作から量産に移行するケース 開発するプリント基板が試作だけでなく、今後量産する可能性がある場合には、開発に掛かる経費の面から国内の製造メーカーに限定せず海外への発注も視野に入れる必要があります。
仮に試作品だけの制作であれば、生産枚数がそう多くなることが無いため、国内の製造メーカーに発注しても莫大な費用を必要とすることはありません。
対して大量生産の場合は国内でも基板1枚あたりのコストが抑えられる反面、枚数が増えるほど海外のプリント基板製造メーカーの方が費用が安くなる傾向にあります。
海外のプリント基板製造メーカーを利用する場合の注意点として、品質の問題があります。
国内の製造メーカーであれば経年による基板の劣化は小さいため、製品の保証期間より先に基板に問題が生じることはほとんどありません。
しかし海外の一部製造メーカーは品質面で劣る部分があるため必要が必要です。
これを回避するには例えば保証期間の長い製品の基板は技術の高い製造メーカーへ、保証期間の短い製品を安く発注できる海外の製造メーカーへ依頼するという方法もあります。

プリント基板の試作の量産をするときの注意点

プリント基板の試作の量産をするときの注意点 プリント基板の試作品を量産する場合には注意する事が有ります。
それはあくまで「試作品」だと言う事に留意する事です。
「試作品」とは言葉のまま「試作」段階なので最終的な完成モデルでは有りません。
クライアント(お客様更にお客様のお客様)の考えにより後の注文が加わります。
更に機能や性能の向上を要求されたり逆に機能や性能を下げさせられたりします(価格の問題)。
「試作品」はあくまで試作なので今後様々な変化が要求されるのでそういった事後に変化すると言う事に注意しないで大量に量産した場合にはその「試作品」が無駄になってしまう場合が有ります。
「試作品」という本来の目的は今後実用する上での「試作」になるのでその本来の目的にそった改良が加わるので「試作品」の大量量産は注意が必要です。
「試作品」に関する費用負担をどちらが負担するのか等の交渉も必要です。
相手方からすれば「プリント基板の試作品」はテスト目的で最終的には不要だと言ってくる場合も十分に考えられます。